

少しだけ解除されてもまだお家の中だよ
ペルーでは外出できる時間が少し延びたよ、でも相変わらず夜間外出は禁止…だけどお店も閉まってるし遊べない働けない、検査すればしただけ感染数も増える、また緊急令の延長で100日を超えたよ。増えても検査数は減らさないだけちゃんとしてるとは思うのよ、探さなきゃ見つからない、積極的に目を瞑ってく姿勢を崩さない日本は徹底してるね。


3月2週目から休校になって、当初はその月いっぱい2週間完全ロックダウンということだったけれど、それでも月末までに公立も遠隔で勉強できるシステムが始まったよ。
公立は学校ごとに個別に作ってるところもあるかもしれないけど、カリキュラムは政府が用意した共通のシステムで、公立は認可番号みたいなナンバーを持っていて、その学校番号とDNI番号(国民ID)でログインするよう。幼稚園からプログラムが組まれているよ。
実際にどう活用しているか詳しくは分からないけど、自分の家のインターネットから、手持ちの端末からアクセスする子が多いとは思うけど、今までは通信会社のプランでたいていの人はスマホのFacebookとWhatsApp、YouTubeは無制限だったりするし家に固定のインターネットはないお家も相当数あったと思う。低所得層は政府がタブレットを配布、ソーラーパネルで電源とれるインターネットの接続まで配備したニュースは見たけど…
所得層別で選挙に行かなかったりのペナルティーが違ったりで、まあ抑止力だからそういうものか?何基準で分けてるんだろう、それ自体が差別じゃないの?とあまり好意的じゃなかったのだけど、こういう使い方するのかなるほどですね。子どもの利益になるならアリかな、と。

ちなみに我が家は、オンライン授業のシステムの構築が不完全だったからさって時(恩恵が十分でなかった時)、政府から減額の指示が出たよって時、システムが安定したから収支のバランスがとれたよって時とで、結局ずっと何かしらの措置があって一度も満額で払っていないよ。
銀行への申請もあるのかしらね、自由に外出できるわけじゃないから小規模な幼稚園の方は口座やカテゴリーの変更だったりで混乱があったけれど、そもそも誰も想定していなかった事態にある日突然突入したのだから、みんな上出来すぎるだろと

公立は、本当に色々で、お家が経済的に大変で通う子もいれば、公立の中でも学校を選べるから、学校の特色を見据えて授業料はかからなくてもその交通費で私立通えるのに?という距離で公立を選ぶ子もいるし、この辺りは落ち着いてるし近所の子はだいたい知ってるからと最寄りの公立に行く子もいる。核家族は少ないけど家族みんなが仕事に行くから迎えに行く人の仕事場の近くの学校にするとかで決めるお家もあるよ。
幼稚園はほぼ全員、小学校は中学年までほぼ女性の先生なので、お母さんが先生でお母さんが働いてる学校だから通ってるって子はよくある話。小学校高学年からは、特に専科がはっきりしてくると男性の先生もぐっと増えて、幼稚園であってもセキュリティに門の開け閉めや日本の用務員さんみたいに器具の取り付けやメンテナンスを一手に引き受けてくれるのは男の先生が多いよ。なので、お父さんの働く学校に通ってる子ももちろんいる。
一応子どもの在籍するクラスの担任はしないようだけど、クラスが少なくて他に先生がいないとか、お休みした先生の代わりで来ることはあるから、普通に交流はあるしそれを馬鹿にしたり茶化したりすることはないみたい。



