

ペルーの子どもは早起きなんですよ、7時には授業が始まりますからね、7時15分とか20分とか30分って学校もあるんだけども、朝の5分10分の違いは大きい。だから、なんとうちは8時30分始まりです、っていうのを謳い文句にしている学校もあるくらいです。そういうのはやっぱり私立だけども。
ペルー人はのんびり時間にルーズなイメージがあるかもしれませんが、遅刻には厳しいですよ。


私立は幼稚園からそうなんだけれど、日本ほど特別な感じじゃないですよ。公立も私立も、どちらも学区なんかはなくて、各自が校風やカリキュラム、家からの距離とか学費とかで決めるの。人気がある学校は8月には定員になっちゃったりするけど、空いていれば3月の始業直前でも入学、転入できるんだって。
私立の学費は学校によってかなり安い学校もあれば、ソルじゃなく米ドルで日本のお安めのインターナショナルスクールくらいっていう学校もあって学費はピンキリ。
1クラスの人数が公立の半分くらい、20〜25人くらいで先生の人数が多いみたいよ。各クラスに担任とアシスタントの2人制とか、英語の先生、体育の先生、コンピュータの先生、選択教科のダンス、音楽、美術、テコンドーの先生、高学年だとほかにも専科の先生がつくんだって。
あとは、日本でいう教育課程はあるんだけど、さらに各学校でオリジナルの教科書とか参考書を作っていたり、独自の試験だったりするよ。全国一斉試験みたいなのはもちろん、公立もどこの私立も同じものなんだって。



