
肉球がベタベタするな、あと、喉が渇いたよ。人間のおねえちゃん、お茶!


水のあれこれ
水道の水は、地域によって時間がちがうけれど、いちにち24時間のうちの5、6時間くらいの間にかなりの水圧で送られてきて、各家庭、各建物ごとにその水圧で屋上のタンクに溜めていくんですよ、2階建くらいの低層なら水圧だけで屋上まで送れちゃうんです。
マンションみたいな高層だと、エントランスあたりに電動のポンプがあってそれで送っていくんですね。2017年に水害に見舞われて以来、地下に溜めるタンクも需要が増えてきてる様子。
近年メーターがついて、従量制に。ちょっと前までは定額制だったけれど、メーターがついてからはちゃんと測ってある分、少し安くなった。でも、日本と同じかそれより少し高いかな、という感覚。

ときどきだけど停電するじゃない、そういうのって昼間に多いじゃない、水がくる時間帯に停電しちゃったら、水溜められなくて困るよね。




ガスのあれこれ
ガスは各自で購入。水のタンクは建物ごとだけど、ガスのボンベはガス器具ごとに購入。ガスコンロにひとつ、お風呂がガス温水器のおうちはそれにもひとつ、寒い地域とかだとガス暖房機にもひとつ。最初にボンベ代(70ソルくらい)をデポジットして、ガス(36ソル前後)で購入、以降は購入時に空のボンベと新しいボンベを交換する形式。ボンベを返すとお金も返ってくる形式。
他のメーカーのボンベでも規格は同じだから、交換するのはどこのお店のでも、どこのメーカーのでもいいそう。


電話してガス屋さんに配達してもらうおうちが一般的。実際に電話に出てくれるか、持ってきてくれるかは不明だけれど24時間対応を謳ってるところもあるよ。
あるよ、この前もおたくで頼んだよ、5分くらいで来てくれたよって言ってもう1回きてもらったの。
今日の配達の人は新人なのかと思ったらさ、この前届けてくれた人だったよ。


営業所に直接行って買う方法もあるよ。
近所のガス屋さんは定休日、配達しますよってガス屋さんは、そういうときに限って、しょっちゅう広告が入ってくるから煩わしくてみんな処分しちゃったところだったりね。その日は外食したよ。それ以来、ボンベをもうひとつ常備することにしたよ。

ガスは、なくなっちゃった時は不便だけど、ポットとか炊飯器とか電子レンジとか、電気でなんとかなるよ。



電気のあれこれ
電気はメーター1つに対してひとつの請求書がくるので、マンションなんかだとメーターボックスが部屋の数だけずらりと並んでついていますよ。メーターはひとつだけだけど、家の中の一部屋、もしくは敷地内の一角を貸し出している場合なんかは、部屋数や入居人数で割り勘だったり、光熱費は定額だったり家賃に含まれてたり、大家さんによっていろいろ。
予告なしの突然の停電もあれば、工事するからこの地域は何月何日の何時から何時まで停電だよ、とホームページに載っていたり、新聞に載っていたりのこともある。
首都であればめったに停電しないようですが(停電したときニュースになっていたので)、このあたりだと昼間に1時間くらいの停電が3、4か月に1回、6時間を超えるような予告があっての停電は1年に1回くらい。暗くなる前には点くようになることがほとんど。




おまけ 請求書のあれこれ
銀行の口座を作るとか、戸籍の申請のときのような住所の証明には水道、もしくは電気のどちらかの請求書が必要なので、コピーではなく実物を持って行くんですよ。
大家さんに言ったら請求書は貸してくれたけど、今月のじゃないし・・・


・・・名前も違うし、今そこに住んでないかもしれないのに、一体何の証明なんだろう

地域差はライフラインのクオリティの差

電気が通ってないということは、その日に食べる分だけその都度買ったり、洗濯機を使わないで手洗いしてるんだと思うよ。慣れちゃえば案外不便じゃないのかもね。
低予算で暮らそうと思えば、それも可能ではあるという話。
ペルーの人でも、そういう人たちを気の毒だっていう人もいるけど、そういう生き方もあるって話ね。なにを以ってしあわせというのかってはなしだから。

貧困層をどう引き上げるのかは論議されているよ。好きで貧困層をやってる人はまずいないですからね。

