くらし ひとびと

ペルーで赤ちゃんを産んだはなし2 検診編

Pocket

ペルーで赤ちゃんを産んだはなし1 受診編 の続きだよ!

 

人間のおかあさん
こんにちは、赤ちゃん〜♪
ねこのニャタリー
赤ちゃんのみなさん、こんにちは!私はあなたのママではありませんよ!

私が赤ちゃんみたいなものですからね!

 

妊婦検診に通うよ

ペルーでは妊娠週数の数え方が違うから、学校でも赤ちゃんがママのお腹にいるのは9ヶ月と習うよ。日本だと最終月経から数えるから十月十日なんて言うけど。

検診の間隔は特に問題がなければ2週間とか1ヶ月ごと、血圧と体重はクリニックで受付の女性が計ってくれる。

受付の人をsecretariaセクレタリア、秘書とは呼ぶけど小規模な病院の場合だと看護師だったり歯科なら歯科衛生士だったりを兼ねていることが多い。大きな総合病院だと受付は受付だけで独立してるけど。学校だったり塾や習い事なんかも入り口で案内全般こなしてくれる受付の人はたいていsecretariaと呼ぶね。

日本だと太らないように増えすぎないように体重のことは厳しく言われるけれど、

もちろん程度問題ではあるだろうけど、

人間のおかあさん
私は注意されたことはなくて、むしろちゃんと食べれてる?肉とかpostreポストレとか、ほら、みたいに勧められるくらいだったよ。

ポストレはケーキやマフィンみたいなスイーツ類全般、おやつの中でもクリームがべったりな甘い焼き菓子っぽいイメージ。つわりで食べても吐いちゃう話や血液検査で、日本でも何度か指摘されていたけれどよくある値だからとさほど問題視されなかったのに「なんだこのひどい貧血は!食べて食べて肉食べて!」となったのもあるかもしれない。けれど、先生から積極的に甘いお菓子も食べて、と言われるとは思わなかったよ。ちゃんと増えない方がリスクという考えなのかもしれない。

元の体重からはしっかり増えてるのだけど最初に計測したのが少し遅くて、前回から体重ほとんど変わってない!吐いちゃうって言ってたし!めっちゃ貧血だし!まずい!と思ったのかもしれない。

だから、最初に元の体重書いておいたじゃん、となるんだけど。

人間のおかあさん
元はこれだから、すでに何キロ増えてるよと自分で言うことになるけど、今言ってもまた次回聞かれてまた同じこと言う、の繰り返しなことが続くよね

検査はクリニックとは別のラボに行くよ

病院、クリニックの近所にはたいていレントゲンの撮影屋さんや検査のラボ、薬局なんかが複数あるから、特に指定されなければ目的の検査ができればどこでもいいよ。総合病院だとレントゲンは病院内で撮れることも多いけど、歯科や呼吸器科では撮りに行ったことがあるよ、撮影したフィルムなりデジタルならDVDとか。これを持って戻ってきてねって言われるんだよ。

ラボで血液検査、血糖値の検査を受けたけど、特に診てくれた先生はのんびりしててこのあと38週を過ぎても入院準備に要るものリストをまだ大丈夫でしょ、次きた時でいいよくらいの人だったのだけど、貧血は血相を変えて今日中に点滴!しばらく通って!それからまた検査して数値見るから、今日用事が?何とかして!くらいだった。

ただでさえトイレが近い妊娠中、点滴なんてなおさらだよねぇ、一旦止めるかスタンドごと行くか、どっちも面倒だよねぇ。

人間のおかあさん
貧血を指摘される可能性くらいは思ったけど、そんなに…というか何度かかっても許容範囲内だからとこれを放置した日本の基準とはなんだったのか…

体重管理はわりとユルいよ

妊娠高血圧症候群なんかもあって日本だとしっかり管理しなさいと言われるのだけど、もうひとつ、自然分娩の妨げになりかねないというのもありそう。

ペルーだと帝王切開の方がメジャーで、30週を過ぎても逆子が直らなかったので逆子体操とかどちらを下にして寝るとか、なんか対策ないの?と聞いたのだけど「へその緒が絡まる方が危ない、手術(この場合、帝王切開)すればいいだけだよ、とてもいい調子、何も問題がない!」という楽観ぶりだった。里に帰るわけでもなく、上にも子供がいて学校があって退院後普段通りの生活が待っていて、誰が手伝ってくれるわけでもないので、もちろん赤ちゃんの安全が最優先なのだけど回復に時間をかけている場合じゃないし、日本で産んだときには「お産は命がけ、母子ともに無事なのは全然普通じゃない!」と言われて怯えていたけれど今回はすでに上の子もいるのだし、死んでる場合じゃないし、先生には驚かれたけれど逆子が直って良かった。出産直後なんだから動いちゃいけない時期だけど、同じ里なし親なしでも上の子のときとは比較にならないほど自力だったのだから、本当にありがたかったなぁ。

私が自然分娩の予定だと言うと、私が聞いた限りでは「私は帝王切開」「ひーおそろしい、陣痛痛いんでしょう、私の子供はみんな帝王切開だったよ」とか「経膣っていう発想がなかった」みたいな人ばかりだったよ。ドクターは「上の子と同じ方法がいいよねそうだよね」という理解だったから、自然分娩の方法がないわけではないはずだけど。

 

診察室に呼ばれたら

検診は診察室に入ったらさらに中にトイレ兼更衣室でよくレントゲンなんかで着るような、背中側を紐で結わく割烹着みたいな形状のワンピース型の検査着に着替えて、エコーで赤ちゃんの大きさを測って心拍や血流をみて成長具合を知る、内診、先生とは体調はどうか、食事はとれているかを話してくるのがほとんど、所見をレポートに書いてくれたりエコー写真や録画DVDをもらったり。

日本と検査内容は変わらないけど、かなり初期にさらっと性別まで教えてくれる。日本だと赤ちゃんから子どもにあたる年代は「男の子」「女の子」と呼ぶことが多いけど、「お腹大きくなってきたね、もう性別は判った?男性?女性?」「赤ちゃんかわいい!女性かな?」という感じで話しかけられたりすることがあるよ。

こういう場合はniñoニーニョ(男の子)niñaニーニャ(女の子)ではなくhombreオンブレ(男性)mujerムヘール(女性)を使うことが多いみたい。

あと、初期から中期あたりで先生から「次の検診でダウン症の検査しようね」と言われて、障害はダウン症だけではないし健常に産まれても一生怪我や病気をしないわけでもない、どうであれ産むことしか考えていなかったから針を刺す羊水検査だったら止めようと思っていたのだけど…

エコーで首のあたりのむくみを念入りに測るだけで、多分ダウン症ではなさそうね、と言われておしまいという検査だった。何があっても産む意思は変わらない、とは思っていても結果次第では動揺はするだろうし、検査どうしようかなと考えていたから拍子抜けではあったけど、キリスト教の考えとして堕胎するという選択肢がそもそもほぼないわけだから、出生前診断の概念がそれくらいのライトなものなのかもしれないな、と後から思った。

早くに性別を教えるのも同じ理由なのかもしれないね。

 

ねこのニャタリー
次は入院と出産について書くよ!宣言しないとね、筆が遅いからね!

-くらし, ひとびと
-, , , , , , , , , , ,

Copyright© ペルーに住んだらほうきを買え! , 2021 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.